サイバー流研究所

遊戯王カードの考察をします。

【ヒートソウル】デッキ解説

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●《デコード・トーカー・ヒートソウル

 このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードの攻撃力は、このカードのリンク先のモンスターの数×500アップする。②:自分・相手ターンに1000LPを払って発動できる。自分はデッキから1枚ドローする。その後、自分のLPが2000以下の場合、以下の効果を適用できる。●フィールドのこのカードを除外し、EXデッキから「デコード・トーカー・ヒートソウル」以外のリンク3以下のサイバース族モンスター1体を特殊召喚する。

 

②の後半の追加効果をいかに使っていくのかをテーマに組みました。

②の効果をバトルフェイズでも発動できることから、自身で攻撃した後に後半の効果で特殊召喚したモンスターで追撃することで《デコード・トーカー・ヒートソウル》をフィニッシャーとして扱うことが出来ます。

 

よって最初は《デコード・トーカー・ヒートソウル》の②の効果でドローを進め、ライフ3000を切った瞬間にドロー効果で引いた除去札で相手の盤面を返し、バトルフェイズの連撃で一気にライフを削りきるデッキとなりました。

 

ここで除去札として選んだカードが《イタチの大暴発》です。

ライフを払うこのデッキと相性が良く、相手プレイヤーに強要する効果というあらゆる耐性を貫通してデッキに戻すという除去を行えるこのカードは非常に強力です。

 

●デッキレシピ

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 ●ヒートソウルの召喚

 

このデッキは《デコード・トーカー・ヒートソウル》を出さないと何も始まらないデッキなので、召喚ギミックから説明していきます。

 

  • 《ドットスケーパー》
  1. 《ドットスケーパー》を素材に《リンクリボー》をリンク召喚。
  2. 《ドットスケーパー》の①の効果で自身を特殊召喚
  3. 《ドットスケーパー》を素材に2枚目の《リンクリボー》をリンク召喚。
  4. 《リンクリボー》2体を素材に《スプラッシュ・メイジ》をリンク召喚。
  5. 《スプラッシュ・メイジ》の効果で墓地の《ドットスケーパー》を特殊召喚
  6. 《ドットスケーパー》を素材に3枚目の《リンクリボー》をリンク召喚。
  7. 《スプラッシュ・メイジ》と《リンクリボー》を素材に《デコード・トーカー・ヒートソウル》をリンク召喚。
  • 《ワン・フォー・ワン》
  1. 《ワン・フォー・ワン》の効果でデッキから《ドングルドングリ》を特殊召喚
  2. 《ドングルドングリ》の効果で《ドングルトークン》を特殊召喚
  3. 《ドングルドングリ》を素材に《リンクリボー》をリンク召喚。
  4. 《ドングルトークン》を素材に《リンクリボー》をリンク召喚。
  5. 《リンクリボー》2体を素材に《スプラッシュ・メイジ》をリンク召喚。
  6. 《スプラッシュ・メイジ》の効果で墓地の《ドングルドングリ》を特殊召喚
  7. 《スプラッシュ・メイジ》と《ドングルドングリ》を素材に《デコード・トーカー・ヒートソウル》をリンク召喚
  • 《サイバース・ガジェット》パターンA
  1. 《サイバース・ガジェット》を素材に《リンク・ディサイプル》をリンク召喚。
  2. 《サイバース・ガジェット》の②の効果で《ガジェット・トークン》を特殊召喚
  3. 《サイバース・ガジェット》と《ガジェット・トークン》を素材に《スプラッシュ・メイジ》をリンク召喚。
  4. 《スプラッシュ・メイジ》の効果で墓地の《サイバース・ガジェット》を特殊召喚
  5. 《スプラッシュ・メイジ》と《サイバース・ガジェット》を素材に《デコード・トーカー・ヒートソウル》をリンク召喚。
  • 《サイバース・ガジェット》パターンB
  1. 《サイバース・ガジェット》を召喚し、①の効果で墓地の【☆1モンスター】を特殊召喚
  2. 《サイバース・ガジェット》を素材に《リンク・ディサイプル》をリンク召喚。
  3. 《サイバース・ガジェット》の②の効果で《ガジェット・トークン》を特殊召喚
  4. 《サイバース・ガジェット》と《ガジェット・トークン》を素材に《スプラッシュ・メイジ》をリンク召喚。
  5. 《スプラッシュ・メイジ》の効果で墓地の《サイバース・ガジェット》をリンク先以外に特殊召喚
  6. 【☆1モンスター】を素材に《リンクリボー》をリンク召喚。         又は【☆1モンスター】をリリースし《リンクリボー》の②の効果を発動し墓地の自身を特殊召喚
  7. 《スプラッシュ・メイジ》と《サイバース・ガジェット》を素材に《デコード・トーカー・ヒートソウル》をリンク召喚。

 

上記3種が主な《デコード・トーカー・ヒートソウル》の展開手段です。

また、展開手段にアクセスできるカードとして

  • 《アーマード・ビットロン》
  • 《サイバネット・マイニング》

この2枚を採用しています。

 

《リンクリボー》を過剰に展開していますが、これはサブギミックに繋げるための展開となっており、サブギミックにて解説します。

 

●ライフ調整

 

《デコード・トーカー・ヒートソウル》の②の後半の効果を使うためにはライフ3000以下の時に②の効果を使う必要性があります。

初動で《デコード・トーカー・ヒートソウル》の②の効果を自分と相手のターンで使うことが出来れば2000ライフは払うことが出来ます。

つまり残り3000ライフをいかに減らしていくかということになります。

自分のライフを減らすカードとして

この3枚を採用しています。

《デコード・トーカー・ヒートソウル》のドローと合わせてこれらのカードを絡めていくことで比較的容易にライフ3000以下は達成することが出来ます。

比較的多いパターンとしては

  • ライフ6000から《神の宣告》を発動して3000ライフを払う。
  • チキンレース》を発動時の1回、次の自分のターンでもう1回発動し2000ライフを払う。このドロー加速で《チキンレース》2枚目を引くか、伏せておいた《活路への希望》を使って1000ライフを払うことで累計3000ライフを払う。
  • 《デコード・トーカー・ヒートソウル》を2ターン維持して4000ライフを払い、返された時に1000以上戦闘ダメージを受けてライフ3000以下へ。

この3パターンが多いです。

 

●②後半の効果を用いたキルルート

 

全ての準備が整った後でどうやってライフ8000を削りきるのかについて解説します。

基本的には以下のコンボを狙っていきます。

 

コンボ1

 場

  • 《デコード・トーカー・ヒートソウル》とリンク先に【☆1モンスター】

 墓地

 

  1. 自身の①の効果で攻撃力が500アップした《デコード・トーカー・ヒートソウル》で直接攻撃をし2800ダメージを与える。【累計2800ダメージ】
  2. 《デコード・トーカー・ヒートソウル》の②の効果を発動し、後半の効果でEXデッキから《デコード・トーカー・エクステンド》を特殊召喚
  3. 【☆1モンスター】をリリースし《リンクリボー》の②の効果を発動し、墓地の自身を《デコード・トーカー・エクステンド》のリンク先に特殊召喚
  4. 《デコード・トーカー・エクステンド》の③の効果を発動し2回攻撃が可能に。
  5. 《リンクリボー》で直接攻撃をし300ダメージを与える。【累計3100ダメージ】
  6. 自身の②の効果で攻撃力が500アップした《デコード・トーカー・エクステンド》で直接攻撃を2回行い2800×2のダメージを与える。【累計8700ダメージ】

 

コンボ2

 場

  • 《トランスコード・トーカー》

 墓地

  • 《デコード・トーカー・ヒートソウル》
  1. 《トランスコード・トーカー》の②の効果で墓地の《デコード・トーカー・ヒートソウル》を特殊召喚
  2. 自身の①の効果で攻撃力が500アップした《トランスコード・トーカー》で直接攻撃をし2800ダメージを与える。【累計2800ダメージ】
  3. 《トランスコード・トーカー》の①の効果と自身の①の効果で攻撃力が1000アップした《デコード・トーカー・ヒートソウル》で直接攻撃をし3300ダメージを与える。【累計6100ダメージ】
  4. 《デコード・トーカー・ヒートソウル》の②の効果を発動し、後半の効果でEXデッキから《星神器デミウルギア》を特殊召喚
  5. 《星神器デミウルギア》で直接攻撃をし3500ダメージを与える。【累計9600ダメージ】

 

基本的に《サイバース・ガジェット》からコンボの盤面を狙っていくことになります。

コンボ2はデュエル終盤の《リコーデット・アライブ》からも狙えます。

 

《イタチの大暴発》で相手のモンスターを全て除去できるケースはそこそこあるのでそれなりにワンショットキルは決まります。

 

この基本コンボに追加する形で《ジュラゲド》や《リコーデット・アライブ》がダメ押しの追撃札として活躍します。

 

●サブギミック解説

 

このデッキでは初動の《デコード・トーカー・ヒートソウル》を展開する流れで《リンクリボー》を3体墓地に揃えることが出来るため《クリボーン》を活用するサブギミックを搭載しています。

 

コンボ1

 場

 墓地

  1. 相手の攻撃宣言時に《仁王立ち》の②の効果を《リンクリボー》を対象に発動する。
  2. チェーンして《リンクリボー》の①の効果を発動する。
  3. さらにチェーンして《クリボーン》の②の効果を発動する。
  4. 逆順処理にて《リンクリボー》3体を特殊召喚しつつ、相手は攻撃宣言できなくなる。

コンボ2

 場

  • 《リンクリボー》と《サベージ・コロシアム》

 墓地

  1. 《サベージ・コロシアム》の効果で相手の攻撃可能なモンスターは攻撃しなければならなくなる。
  2. 相手の攻撃宣言時に《リンクリボー》の①の効果を発動する。
  3. チェーンして《クリボーン》の②の効果を発動する。
  4. 逆順処理にて《リンクリボー》を3体特殊召喚しつつ、攻撃宣言した相手モンスターの攻撃力は0になる。
  5. 相手モンスターは攻撃力0の状態で《リンクリボー》に攻撃しなければならないため300ダメージを与えつつ、そのモンスターを戦闘破壊する。
  6. 《サベージ・コロシアム》の効果でダメージステップ終了時に相手ライフは300回復する。
  7. 上記の処理を相手モンスターの数まで最大3回繰り返し相手モンスターを全滅させる。

 

この2つのコンボを狙っていきます。

基本コンボ2はさらに《仁王立ち》と《デコード・トーカー・ヒートソウル》等と組み合わせることで大ダメージを与えることも可能です。

 

●各種カードの細かい採用理由と動き

 

ここまでは大まかな動きについて説明してきました。

ここからは1枚1枚掘り下げて採用理由と細かい動きを解説していきたいと思います。

 

初動に繋がるカード

●《ドットスケーパー》、《アーマード・ビットロン》

《リンクリボー》を3体墓地に供給しながら《デコード・トーカー・ヒートソウル》を出せるすべてのギミックの準備を終わらせられる初動札。

《ドットスケーパー》の効果にはデュエル中1度の制約があるため1枚。

《アーマード・ビットロン》は《サイバース・ガジェット》を出すパターンAがあるため2枚の採用となってます。

 

●《ドングルドングリ》

《ドットスケーパー》以外の《ワン・フォー・ワン》で初動を行うカードとして採用。

《ドットスケーパー》を温存できるため2体目の《デコード・トーカー・ヒートソウル》に繋げやすくなります。

何度も使うものではないので当然1枚の採用。

 

●《サイバース・ガジェット》

2体目の《デコード・トーカー・ヒートソウル》に繋げつつ【☆1モンスター】を残すキルルートに繋げるカードとして採用。

サブギミックには触れることが出来ないものの最低限の初動を行うことも出来るため仕事は多いです。

ドロー加速するこのデッキでは重ね引きすることも多かったため2枚の採用に留めていますが3枚でもよいと思えるパワーカードです。

 

サブギミックに関わるカード

●《クリボーン》

サブギミックのメインカードかつ《デコード・トーカー・ヒートソウル》の相手ターンでのドローを強く使える手札誘発効果持ちと強いシナジーを持ちます。

《デコード・トーカー・ヒートソウル》が戦闘破壊で処理されることが多く、盤面を維持しながら更なるコンボにも繋がるため3枚採用しています。

 

●《サベージ・コロシアム》

相手に攻撃を強要する効果で《リンクリボー》を強く使うことが出来ます。

また《デコード・トーカー・ヒートソウル》のライフコスト1000を払うことが出来ないときに300ライフを回復する効果が地味に役に立ちます。

メタバース》の存在もあり1枚の採用でそれなりに触ることはできます。

 

●《仁王立ち》

②の効果対象に《リンクリボー》を選ぶことで攻撃を封殺できます。

そもそもライフを払っていくデッキなので1ターン耐えられるこのカードは防御カードとして優秀な働きをしてくれます。

《バージェストマ・マーレラ》で墓地にピンポイントで落とせて2枚以上使いたいシーンが今のところないので1枚の採用となっています。

 

ライフを調整するカード

●《チキンレース

無難なライフコストでドローできる汎用カードであり重ね引きしても問題が全くないので3枚採用しています。

相手がドローして放置してくれることも多いので自分のライフを過剰に減らされてライフコストを払うライフがなくなるのを防げます。

メタバース》で緊急事態の回避に使えるのも使い勝手は良いです。

 

●《活路への希望》

ダメ押しで1000払いつつライフ3000を目指すためのカードです。

《トラップトリック》でアクセスも良く、2ドロー以上も狙えます。

このデッキでは何度も強く打てる場面は少ないので2枚の採用となっています。

 

●《神の宣告》

1枚であっさりライフ3000以下を達成することが出来る最強の防御札です。

万能無効はどう使っても強いので3枚採用しています。

自分のカードや召喚も無効化できるので自分から3000払いに行ける点も評価は高いです。

 

その他の細かいカード

●《プロフィビット・スネーク》

《デコード・トーカー・ヒートソウル》の相手ターンでのドローを強く使うための手札誘発カードその2。

対象耐性や破壊耐性を処理するカードとしての採用になっています。

サブギミックのコンボと②の相性も良いので2枚採用しています。

対象、破壊耐性モンスターとどれぐらい戦うかの環境次第では1枚でもよいと思います。

 

●《EM五虹の魔術師》

《デコード・トーカー・ヒートソウル》でドロー加速していけるため、4枚以上の時のP効果で攻撃力を2倍にできます。

《のどかな埋葬》が入っていた時の名残のロマン枠カード。

おろかな埋葬》で一応アクセスできるためちょこちょこ2倍で相手を惨殺します。

 

●《ジュラゲド》

《デコード・トーカー・ヒートソウル》のライフコスト分を回復しながら《デコード・トーカー・エクステンド》の③の条件まで満たせる良カード。

緊急時に自分のライフを回復しつつ1枚分の壁モンスターになったりと万能な働きを見せます。

ライフ回復という効果の都合上持久戦になってしまったときに1枚使えればよいので採用枚数は1枚となっています。

 

●《サイバネット・マイニング》

《アーマード・ビットロン》、《プロフィビット・スネーク》、《サイバース・ガジェット》の3種類にアクセスするカード。

初動からフィニッシュ、除去札までアクセスできるサーチ札です。

現時点では1枚の採用となっていますが2枚にして対応力を上げようか悩み中。

手札コストが気になって枚数を増やすことに踏み切れていません。

 

●《おろかな埋葬

クリボーン》、《プロフィビット・スネーク》、《EM五虹の魔術師》にアクセスできるカードです。

状況に応じてカードを落とせるのは便利ですね。

初動札を引けていないときは《ドットスケーパー》を特殊召喚して強引に動く札としても使います。

 

●《ハーピィの羽根帚》

最強の伏せ除去札。

バックに触れる手段が全くないのでこのカードをドロー加速で引くことに頼りきっています。

 

●《ワン・フォー・ワン》

《ドングルドングリ》と《クリボーン》にアクセスする札として。

また召喚権を使わずに《デコード・トーカー・ヒートソウル》に繋げられる数少ないカードなので2枚採用しています。

 

●《トラップトリック》

《神の宣告》以外の全ての罠にアクセスできるサーチカード。

伏せ除去にも強く対応力も高いため3枚採用。

 

●《イタチの大暴発》

最強のモンスター除去札。

ライフ1000以下で使うと相手は悶絶します。

相手プレイヤーにデッキバウンスを強要する効果なので完全耐性だろうが確実に葬ることが出来ます。

デッキとの相性の良さとデッキコンセプトカードなので3枚採用。

 

●《メタバース

チキンレース》と《サベージ・コロシアム》に触れるための札。

防御、ライフ調整、コンボと色々仕事します。

 

●《リコーデット・アライブ》

《デコード・トーカー・ヒートソウル》をEXや除外から展開できるため、追撃とリカバリーに使います。

ワンショットキルへのダメ押しが主な仕事です。

 

●《バージェストマ・マーレラ》

《リコーデット・アライブ》、《巨神封じの矢》、《ブレイクスルー・スキル》、《幻影騎士団トゥーム・シールド》、《仁王立ち》へのアクセス札。

攻める前の準備や返し札の準備、コンボ、防御と幅広い仕事をします。

また事故った時に《リンク・スパイダー》にリンク召喚することでサイバース族になれるところも優秀です。

 

●《巨神封じの矢》

無限にEXデッキから出たモンスターへの回答となる罠カード。

《EM五虹の魔術師》のP効果の補助にも使えます。

攻撃力を0にすることから最初からライフを取れるのがこのデッキでは一番強いです。

 

●《ブレイクスルー・スキル》

自分のターンで動く制圧モンスターへの回答となる罠カード。

 

●《幻影騎士団トゥーム・シールド》

相手の罠カードを止めるための1枚。

伏せ除去が少ないこのデッキでは便利です。

こちらも通常発動から《リンク・スパイダー》にリンク召喚することでサイバース族になれます。

 

EXデッキのカード

●《星杯の守護竜アルマドゥーク 》

クリボーン》からの展開で《リンクリボー》3体が残った時に使うカード。

《EM五虹の魔術師》と合わせて攻撃力2倍で全体攻撃するとフィニッシャーになれます。

現状役に立った試合があまりないので理論上必要だが実戦で使うシーンが少ないカードとなってしまっています。

《のどかな埋葬》が入っていた時代の名残と言ってよいので別のカードに変えるべきかもしれません。

 

●《リンクリボー

クリボーン》絡みのコンボと連撃コンボに使うカードなので3枚。

普通に防御カードとしても優秀です。

 

●《リンク・ディサイプル》

《サイバース・ガジェット》からの初動や返しに必要な1枚。

現状効果を使った試合は1試合もありません。

 

●《リンク・スパイダー》

《バージェストマ・マーレラ》、《幻影騎士団トゥーム・シールド》からサイバース族を供給するためのカード。

初動札を引けなかったときに手札の《プロフィビット・スネーク》等と合わせて《スプラッシュ・メイジ》まで繋げます。

 

●《スプラッシュ・メイジ》

《デコード・トーカー・ヒートソウル》に繋げるための展開カード。

初動とフィニッシュで2回使う想定のため2枚採用。

 

●《デコード・トーカー・ヒートソウル》

このデッキのエースカード。

こちらも初動とフィニッシュで2回使う想定のため2枚採用。

3回目使うときは《リコーデット・アライブ》②の効果で帰還させられるので、3枚目が必要になった試合は1度もないです。

 

●《デコード・トーカー・エクステンド

このデッキのフィニッシャーその1。

出た試合はほぼほぼそのまま試合が決まるので1枚の採用。

 

●《トランスコード・トーカー》

墓地の《デコード・トーカー・ヒートソウル》を特殊召喚するためのカード。

《リコーデット・アライブ》から繋いで《アクセスコード・トーカー》になることで数少ない伏せ除去モンスターに繋げられます。

 

●《アクセスコード・トーカー》

このデッキのフィニッシャーその2。

狂ったカードパワーで相手の盤面を荒らしながら5300ダメージを通せます。

このデッキでは相手の伏せや永続カードを破壊したいときに出すことが多いです。

 

●《ファイアフェニックス@イグニスター》

戦闘ダメージが与えられない場合や相手ターンに全体除去に巻き込まれた《デコード・トーカー・ヒートソウル》の逃げ先としての採用。

《EM五虹の魔術師》と合わせると4600のバーンダメージが与えられるため強力です。

 

●《星神器デミウルギア》

《トランスコード・トーカー》で墓地から特殊召喚した《デコード・トーカー・ヒートソウル》の②の効果で出す先としての採用。

相手ターンの除去から逃げる時にも純粋な高打点は役に立ちます。

 

●最後に

 

個人的には好きなカードを使えて満足いくデッキになったと思っています。

 

唯一心残りは《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》を出し、自身の効果でトークンを生成すれば、毎ターン《リンクリボー》が用意できるので《サベージ・コロシアム》と合わせて毎ターン相手に自爆特攻させるコンボを組み込めなかった所です。

 

そちらはそちらでまた別にデッキを組めたらいいなと思います。

 

以上でデッキ解説は終わりです。

長々と読んでいただきありがとうございました。

【サイバー】未来融合

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●未来融合-フューチャー・フュージョン

 

【未来オーバー】で有名なカードですが、ついに《オーバーロードフュージョン》なしで《キメラティック・オーバー・ドラゴン》を出せるようになりました。

 

 場

 

  1. 《未来融合-フューチャー・フュージョン》の効果で《キメラテック・オーバー・ドラゴン》を見せ、デッキの《サイバー・ドラゴン・ヘルツ》、《サイバー・ドラゴン・コア》2枚、《サイバー・ファロス》、【機械族モンスター】多数を墓地に送る。
  2. 《ヘルツ》の効果で、墓地の《コア》を手札に加える。
  3. 墓地の《コア》の効果で、《サイバー・ドラゴンネクステア》を特殊召喚
  4. ネクステア》の効果で、《ファロス》を特殊召喚
  5. 《コア》を召喚し、効果で《サイバネティック・フュージョン・サポート》をサーチ。
  6. 《コア》と《ネクステア》で《クリフォート・ゲニウス》をリンク召喚。
  7. 《ゲニウス》の効果で、《未来融合》と相手のカードを無効にする。
  8. フュージョン・サポート》を発動し、効果で手札と場と墓地から融合素材にできるようになる。
  9. 《ファロス》の効果で、《キメラテック・オーバー・ドラゴン》を融合召喚

 

上記手順により、高攻撃力の《キメラテック・オーバー・ドラゴン》が融合できます。

 

また、《パワー・ボンド》が手札にあった場合は伏せカードも破壊できます。

 

 手札

  • 《パワー・ボンド》

 場

 

  1. 上記1-5と同じ手順を踏む。
  2. 《サイバー・ファロス》の効果で、場の《サイバー・ドラゴンネクステア》と《サイバー・ドラゴン・コア》を融合素材に《キメラテック・ランページ・ドラゴン》を融合召喚
  3. 《ランページ》の効果で、相手の伏せカードを2枚まで破壊する。
  4. 《ランページ》と《ファロス》で《クリフォート・ゲニウス》をリンク召喚。
  5. 《ゲニウス》の効果で、《未来融合》と相手のカードを無効にする。
  6. フュージョン・サポート》を発動し、効果で手札と場と墓地から融合素材にできるようになる。
  7. 《パワー・ボンド》を発動し、効果で《キメラテック・オーバー・ドラゴン》を融合召喚

 

伏せカードをケアしつつ、攻撃力は2倍で出てきます。

 

 

●サーチ

 

《未来融合-フューチャー・フュージョン》さえ通せばオーバーキルできるので、サーチ札を考えます。

 

サーチできるカード

  • 《捕食植物ダーリング・コブラ
  • 《シンクロ・フュージョニスト》
  • 《覇王門零》
  • 《捕食植物キメラフレシア
  • 《賢者の石-サバティエル》
  • 《番猫-ウォッチキャット》
  • 《左腕の代償》

 

サーチ以外にも使い道があり、デッキの枠を取らない《おろかな重葬》で《捕食植物キメラフレシア》を落とすのが一番使いやすいですが、ライフ半分払って2ターン耐える必要があります。

 

速度と使いやすさを両立している《捕食植物オフリス・スコーピオ》と《捕食植物ダーリング・コブラ》を使う場合は植物パーツの素引きが課題になりそうです。

 

ロマン枠で《サイバー・ダーク・クロー》から《捕食植物キメラフレシア》を落とす方法もあります。

 

 

というわけで《未来融合-フューチャー・フュージョン》の【サイバー】での利用考察でした。

 

ではまた!